花嫁の手紙の例文集！自分らしい言葉で感動を伝える書き方をご紹介

1. 書き出し｜ゲストと両親への感謝で始める

手紙の書き出しは、列席してくれたゲストへの感謝の言葉から始めましょう。手紙の宛先である両親には、普段通りの呼び方で語りかけるのがおすすめです。「お父さん、お母さん」や「パパ、ママ」など自分の言葉で呼びかけることで一気に手紙に気持ちがこもり、この手紙を書こうと思った素直な気持ちや感謝の言葉へとつながっていきます。

【例文】

2. 本文｜心に残る具体的なエピソードを伝える

手紙の中心となるのが両親との具体的なエピソード。楽しかった思い出や迷惑をかけたことへの謝罪、支えてもらった感謝など情景が目に浮かぶような思い出を綴りましょう。飾らない、ありのままの言葉で語ることで、両親だけでなくゲストの心にも響く内容に。お父さん、お母さんそれぞれとのエピソードを盛り込むと、より感謝の気持ちが伝わります。

【例文（お父さんへ）】

【例文（お母さんへ）】

3. これからの決意｜未来への決意を伝える

エピソードで過去を振り返った後は、新郎との未来に向けた決意を述べましょう。「〇〇さんと力を合わせ、笑顔の絶えない家庭を築いていきます」といった前向きな言葉で書きましょう。新郎の両親に向けても「これからは〇〇家の一員として、どうぞよろしくお願いします」という一文を加えると、丁寧な印象になります。

【例文（ご自身の両親へ）】

【例文（新郎の両親へ）】

4. 結び｜改めて感謝を伝える

手紙の締めくくりは、改めて両親への感謝の言葉で。健康を願う言葉や「これからも見守っていてください」といったメッセージを添えましょう。最後にゲストへの感謝も述べ、自分の名前で締めくくると感動的に仕上がり、まっすぐな感謝の気持ちが伝わります。

【例文】

特別な思い出がなくても大丈夫！日常から感動を見つける書き方

大きな事件や特別な旅行の思い出がなくても、毎日の食卓や送り迎え、何気ない会話の中に感謝のヒントは眠っています。「いつもおいしいごはんを作ってくれてありがとう」「必ず応援に来てくれたよね」など、当たり前だと思っていた日常のワンシーンを言葉にするだけで、聞いている人の心にも温かい気持ちが届きます。

反抗期や喧嘩も宝物に！「ごめんね」を感謝に変える伝え方

反抗期にひどい言葉を言ってしまったり、進路のことで喧嘩したりした思い出も、今だからこそ伝えられる感謝のエピソードに。「あの時は素直になれずごめんなさい。本当は心配していたこと、分かっていました」のように、当時の謝罪と今の感謝をセットで伝えるのがポイント。

素直になれなかった自分を乗り越えた成長の証として、より深い感動を呼びます。

お父さんとの思い出がない……それでも気持ちが伝わる手紙の書き方

父親との具体的なエピソードが思い浮かばない花嫁さんも実は、たくさんいます。そのような時は何かを「してくれた」ことではなく、お父さんの「存在」そのものへの感謝を言葉にすると良いでしょう。

「いつも黙って見守ってくれてありがとう」「寡黙だけど、家族のために一生懸命働いてくれる姿を尊敬します」など自分らしい感謝の形が見つかります。

入籍済み・同居している場合

すでに入籍・同居している場合は、新しい生活が始まって改めて感じる両親への感謝を中心に綴り、これからの生活への決意を伝えることで、二人の未来を笑顔で見守ってくれるでしょう。

【例文】

親族のみのアットホームな結婚式の場合

親しい親族だけの結婚式では、かしこまった言葉よりも素直な気持ちが伝わります。気心知れた間柄なので、普段通りの言葉で語りかけるほうが、心に深く響くでしょう。内輪ならではの思い出話に触れ、アットホームな雰囲気を大切にした手紙がおすすめです。

【例文】

義両親へ感謝を伝える場合

自分の両親への手紙の結びに、新郎の両親へのメッセージも添えるのがおすすめです。「〇〇家の娘になります」という言葉や、新郎を大切に育ててくださったことへの感謝を言葉にすることで、これから家族として歩む第一歩を温かく踏み出せます。

【例文】

兄弟姉妹など家族全員へメッセージを贈る場合

ともに育った兄弟姉妹へのメッセージも手紙に盛り込むと、より温かい雰囲気に。長くなりすぎず、あっさり短めに感謝を伝えたいときも、「いつも味方でいてくれてありがとう」など、具体的なエピソードをひと言交えるだけで気持ちが深く伝わります。

【例文】

ゲスト全員への感謝も盛り込む場合

手紙の冒頭や結びで、列席してくれたゲスト全員への感謝を改めて述べましょう。堅苦しくなりすぎず、カジュアルでユーモアを交えながら今後の抱負を伝えれば、会場全体が和やかな雰囲気に包まれ、ゲストにも安心して楽しんでもらえます。

【例文】

PIARYの両親プレゼント一覧はこちら

花束だけじゃない｜フラワーギフト

感謝のシーンに欠かせない花束。生花だけでなく、長く美しさを保てるプリザーブドフラワーや手入れが簡単なアーティフィシャルフラワーも人気です。両親の好きな花や色を選んだり、花言葉に思いを込めたり二人らしさを表現できます。

子育てを卒業する両親への感謝が伝わる｜子育て感謝状

生まれてから結婚までの日数を記し、「子育て卒業」を証する感謝状。賞状の形をしたものや、写真やメッセージを入れられるボードタイプなどデザインも種類豊富。これまでの感謝を形として残せる感動的な商品です。

生まれたときの体重を実感｜ウェイトドール＆体重米

自分が生まれた時と同じ重さのぬいぐるみや米俵を贈るギフト。「生まれたときは小さかったんだ」と、抱きしめた瞬間に両親が子育ての日々を思い出し感動を呼びます。式の後もインテリアとして飾ったり、お米をおいしく食べてもらえたりします。

家族の絆が続くように｜三連時計

三連時計は、新郎新婦と両家がそれぞれ持つアイテム。木目がつながり、離れていても同じ時を刻むことで、家族の絆を映し出します。結婚式という日に、新しい家族のつながりが生まれることを実感できる商品です。

Q.両親の呼び方は「パパママ」でもいい？

A. 問題ありません。大切なのは、自分の素直な気持ちを伝えることです。無理にかしこまって「お父様、お母様」と呼ぶよりも、いつも通りの「パパ、ママ」や「お父さん、お母さん」という呼び方の方が気持ちがこもり、聞いている人の心にも響きます。自分らしい言葉を選びましょう。

Q.朗読しない「渡すだけの手紙」はどう書けばいい？

A. 構成は朗読する場合と同じで大丈夫です。家族だけが知る深い思い出やありのままの感謝を文字数を気にせず綴れます。「ここでは読みませんが、今の私の気持ちです」とひと言添えて渡しましょう。

ピアリーでは、手紙の朗読の代わりに感謝を伝える演出として「サンクスムービー」も人気です。思い出の写真にメッセージを添えて上映すれば、朗読は恥ずかしいけれど会場のゲスト全員に感謝の気持ちを届けたい、という思いも伝わります。

PIARYのレタームービー・サンクスムービー
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Q.最適な長さはどれくらい？時間と文字数の目安は？

A. 朗読時間は2～3分。文字数にして約600字～800字が一般的です。これより短いとあっさりした印象に、長すぎると聞いているゲストが疲れてしまいます。まずは伝えたいことを書き出し、その後で何度か声に出して読み、時間を計りながら調整しましょう。

Q.結婚式で使ってはいけない「忌み言葉」はある？

A. 使ってはいけない言葉はあります。お祝いの場にふさわしくない言葉を「忌み言葉」といいます。別れを連想させる「終わる、切れる、離れる」や、再婚を連想させる「重ね重ね、再び」などの重ね言葉は避けるのがマナー。手紙が完成したら、忌み言葉が入っていないか一度チェックすると良いでしょう。

Q.便箋の選び方や枚数にもマナーはある？

A. 白無地や上品な柄入りの縦書きの便箋がフォーマルとされます。枚数は、縁起が良くないとされる4枚や9枚を避けるのが一般的です。

便箋選びに迷ったら、写真を入れて贈れる特別なレターセットを選ぶのも1つの方法。ピアリーでは、両親プレゼントの購入特典として、思い出の写真を表紙に飾れるレターセットが手に入るサービスもあります。両親の好みにあわせて豊富なデザインから選べるため、手紙そのものが記念品になり、より一層喜ばれるでしょう。