防災グッズの中でも「水」は必需品|インテリア・雑貨ならPIARY(ピアリー)

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防災グッズの中でも「水」は必需品

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目次

防災グッズで一番大事なのは…

水

防災グッズを用意している方も多いと思いますが、アイテムをしっかりと見極めていますか?防災グッズと一括りに言ってもアイテム数はかなり種類があります。

その中で一番必需品になのは「水」です。人間がまず生きていくためには水が欠かせません。水さえあれば人間は1ヶ月ほど生きられると言われているほど重要な物です。いくらさまざまな準備をしても水を全く用意していなければ意味が無くなってしまいます。
また、災害時に必要な水の量は、成人や子供、高齢者など年齢によって摂取する量も変わる事をご存知でしょうか?

成人の場合の摂取量

体重1kgあたりに対して50mlの水が必要といわれています。体重50kgの成人であれば、およそ2.5lの水が必要だということになります。

子供の場合の摂取量

乳幼児の場合は、体重1kgあたり150mlが目安とされています。体重が8kgの赤ちゃんであれば、およそ1.2lの水が必要だということになります。
※赤ちゃんの場合は、災害時の授乳は大きな問題になります。水を沸騰させて湯冷ましすることが難しい状況になりますので、粉ミルクをあげられなくなる可能性があるからです。ですので、非常用に液体ミルクを備えておきましょう。
液体ミルクはパックや缶などに入っているものが多く常温で保存が効きます。

幼児の場合は、体重1kgあたりおよそ100mlが目安とされています。体重が20kgの5歳児であれば、およそ2lの水が必要だということになります。

小学生の場合は、体重1kgあたり80mlが目安とされています。体重が30kgの小学生であれば、およそ2.4lの水が必要だということになります。

高齢者の場合の摂取量

高齢者の場合は、体重1kgあたり40mlが目安とされています。成人よりもわずかですが少なくなります。加齢にともなって体内に蓄えられる水が低下するからといわれています。
※高齢者の場合は持病の薬を飲む水も考えておかなければなりません。よって、災害時には成人の方と同じくらいの水を確保しておくことをおすすめします。
さらに高齢者は脱水症状などに陥る可能性もありますので、こまめに水分補給することも心がけておきましょう。

このように、体重によって必要な水分の摂取量は異なりますので各家庭に見合った水の確保をしておくことをおすすめいたします。
特に子供の場合は成長によって体重が大きく変化します。緊急時に必要な水を細かく計算し、備えておくことはとても大切なことです。
難しいと思うかもしれませんので、大体の目安として「子供なら1日2l、赤ちゃんなら1日1l」ということを覚えておくだけでも変わってきますので参考にしてみてください。

※被災時には体を動かすことも少なくなってきます。避難所だけでなく、車で寝泊まりする人いますのでエコノミー症候群を発症する人も多くなります。
エコノミー症候群の発症を防ぐ対策としてもこまめな水分補給が重要になります。
水分不足は心筋梗塞や感染症などの原因にもなりやすいので、普段以上に水分を摂取して、健康面に気を配る必要があります。

水は「保存水」を選んで

水が重要である事は皆さんご存知かと思いますが、普通のミネラルウォーターを準備している方が多いのではないでしょうか?

市販のスーパーなどで販売されている水は基本的に賞味期限が半年~1年とされています。いくら開封していないとはいえ、容器が空気や匂いなどを通す可能性があります。
しかし、保存水であれば3~15年まで飲むことができるのです。

  • バリア性の高い肉厚で丈夫な耐熱性容器を使用し、長期の積重ね保管が可能。硬度17の軟水なので赤ちゃんの調乳用の水としても安心です。

  • 1缶に1日分の野菜をぎゅっと濃縮している、カゴメの「野菜一日これ一本」。5年半もの間、長期保存可能なように加工されており、万が一の備えとして置いておくもよし、保存期間が迫ってきたらご家庭で飲むもよし、の美味しい野菜ジュースです。

普通の水との違いは容器

水

賞味期限が長い分、化学薬品や体に悪い物が入っているのでは?と心配になりますよね。しかし、通常のミネラルウォーターと保存水の違いは「容器」のみです。
中身は普通のミネラルウォーターはと変わりません。普通のミネラルウォーターはペットボトルに入っています。ペットボトルには小さい穴が開いており、そこから水が蒸発をして容量が減ったり、空気に触れることで味にも変化が出てきます。

保存水もペットボトルに入っていますが、ペットボトル自体が厚くなっており、穴が少ない作りになっています。そのため、普通のミネラルウォーターよりも長く保存が可能になります。

価格の変動は少ない

保存水は普通のミネラルウォーターと比べ価格が高く設定されている事が多いです。しかし、賞味期限を考慮してコストを算出すると実はそれほど差はありません。1年ほどの賞味期限と3~15年ほどの賞味期限で比較するとなかなか重宝します。
価格にもそこまでの変動はなく、保存も利くという点ではコストパフォーマンスも素晴らしく感じられます。

防災セットを定期的に確認しない方にも

節水

防災セットが自宅にあっても、不備が無いか賞味期限はどうかなどの確認を定期的にする方はあまり多くはありません。こまめに点検をする方でも半年~1年に1回だと思います。

しかし、いざ防災セットを使用した時に賞味期限が切れていたら用意しておいても意味がなくなってしまいます。また、普通のミネラルウォーターを常備していたとしても、賞味期限が切れる前に買い直しをしなくてはいけません。そのようなことにならないためにも保存水がぴったりなのです。賞味期限が長いからこそいざという時に役立ちます。

災害時は節水を心がけましょう

水を備蓄することはとても重要なことですが、災害時はいつ水道が復旧するか分かりません。実際に起こった東日本大震災の時は、水道が復旧するまでおよそ3週間かかったといわれています。
災害時にはあらかじめ備蓄しておいた水で生活することも求められます。いくら大量に水を備蓄しても、よく考えて使用しないとすぐなくなってしまいます。災害時は普段使う水の量ではなく、節水が大切です。
災害時は給水所が設置されることがありますが、いつ設置されるかは分かりませんので、給水所設置されるまでの期間は備蓄した水で凌ぐことが予想されます。

また、ニュースなどでご覧になったことがあるかもしれませんが、給水所などに並んで水を確保するだけでも苦労すると思います。
ご自身や大切な家族を守るためにもしっかりと備蓄し、使用時には節水を心がけましょう。

まとめ

水は1人1日3lを目安に用意しておくと安心です。家族と住んでいる方は家族分を計算して用意しておきましょう。また、保存水は飲料水になるので、トイレや洗濯などの生活用水には水道水をタンクなどに溜めて置いておけば安心です。命を守るためにも貴重な水を厳選してください。

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