これで完ペキ♪結婚式招待状のマナー【本状編】
招待状本状を作成する際の基本を紹介。ルール・マナーを正しく理解して素敵な招待状を作るポイントをきっちりマスター
結婚式の招待状のアレルギー欄の書き方は?|結婚式 招待状ならPIARY(ピアリー)
結婚式の招待状が届いたら、ゲストは早めに返信しなければなりません。
返信のコメントを考える中で、アレルギー欄の書き方が気になったことはありませんか?
アレルギー欄の書き方は、家族・子供・妊婦など、誰にアレルギーがあるかの状況によっても返信内容が変わります。
結婚式の招待状には、アレルギーを書く欄があったりなかったりするので、欄がない場合にアレルギーに関するコメントを書いていいの?と思っている方もいるでしょう。
今回はそんな結婚式の招待状にあるアレルギー欄の書き方について説明します。
アレルギー欄に書く例文も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
結婚式のようなフォーマルな式には、暗黙のルールやマナーがあります。もちろん結婚式の招待状にも同じようなマナーがあります。招待状を返信する前に、まずはマナーを確認しましょう。
「離れる」「切れる」「冷める」などの忌み言葉は不幸を連想させる言葉です。おめでたい結婚式の招待状に書く言葉ではありません。
忌み言葉の内容を理解し、同じ表現のおめでたい言葉に置き換えましょう。
「いよいよ」「わざわざ」「どんどん」などの重ね言葉は離婚を連想させる言葉です。おめでたい結婚式の招待状に書く言葉ではありません。
こちらも重ね言葉は使わず、同じ表現のおめでたい言葉に置き換えましょう。
「、」や「。」の句読点は「終わり」や「切れる」を意味するので、結婚式の招待状に相応しくありません。
文章が読みにくいときは、句読点の代わりに空白で文章を繋ぎましょう。
結婚式の招待状に使ってはいけない言葉以外にも、アレルギーの明記方法について気を付けてほしいことがあります。それは、「何がどこまでアレルギーであるか」ということです。
たとえば「甲殻類」すべてがダメなのか、「エビ」だけなのか「カニ」だけなのかを正確に明記する必要があります。
結婚式の招待状は必ず主催者が確認するものです。
一人一人のアレルギーを把握できるように、結婚式の招待状にはより具体的なアレルギー内容を記入しましょう。
結婚式の招待状にはアレルギー欄があるとき・ないときがあります。
アレルギー欄がないけどメッセージ欄にコメントを書いていいの?と悩んだことのある方も多いはずです。
結婚式の招待状にアレルギー欄があるとき・ないときの書き方や返信の方法を確認しましょう。
結婚式の招待状にアレルギー欄があるときは、基本メッセージ欄の次に作られています。アレルギーを書くだけではなく、メッセージ欄にきちんとお祝いメッセージを書いてからアレルギー欄にコメントを書きましょう。
結婚式の招待状にお祝いの言葉を書かず、アレルギーの有無だけを書くということがないよう気を付けてください。
結婚式の招待状にアレルギー欄がないときは、メッセージ欄の横や下に記入できるスペースがあれば、そこにアレルギーについて書いても大丈夫です。アレルギーについて書けるスペースがないときは自分で付箋を一枚用意し、そこにアレルギーを書いてもいいでしょう。
結婚式の招待状のアレルギー欄がなくて不安な時は、直接主催者に確認するのも良いでしょう。
アレルギーがあるのに結婚式の招待状に書かずに返信してしまうと、主催者はそれを知らずに料理の準備をしてしまいます。 せっかくの結婚式を楽しめず、もしかしたら体調を壊してしまうかもしれません。 結婚式の招待状にアレルギー欄があってもなくても、主催者にきちんと伝えることが大切です。
それでは結婚式の招待状にアレルギーのコメントを書いてみましょう。アレルギーがあるとき・ないとき、どちらもコメントを書く必要があります。また妊婦さんの場合、自分ではなく、家族・子供の場合で書き方が変わります。
それぞれのコメントの書き方を確認しましょう。
「申し訳ございませんが ○○がアレルギーです」
「恐れ入りますが ○○にアレルギーがあります」
「恐縮ですが ○○に少しアレルギーがあります」
このようにアレルギーがある場合は、主催者への感謝の気持ちや謙遜の気持ちが伝わるコメントを書きましょう。
ただアレルギーを書いて終わり、では主催者に対して不愛想に感じてしまいます。
「アレルギーはありません ありがとうございます」
「アレルギーはございません お気遣いありがとうございます」
「ご配慮いただきありがとうございます アレルギーはありません」
このようにアレルギーがない場合でも一言お礼のコメントを記入しましょう。
ただ「ありません」と書くだけでは、少し寂しい印象になります。必ず感謝の気持ちを文章でも伝えましょう。
「○○(自分の名前)には○○のアレルギーがあります
妻の○○(家族の名前)には○○のアレルギーがあります
よろしくお願いいたします」
「申し訳ございませんが 夫婦とも○○のアレルギーがあります」
「○○(自分の名前)には○○と○○のアレルギーがあります
妻の○○(家族の名前)は○○がアレルギーです
ご配慮いただけると幸いです」
「○○(自分の名前)にはアレルギーはございません
○○(家族の名前)には○○のアレルギーがございます
ご配慮いただければ幸いです」
「○○(自分の名前)には○○のアレルギーがあります
妻の○○(家族の名前)にアレルギーはありません
お気遣いありがとうございます」
このように結婚式に家族で招待されている場合、招待状にはどちらに何のアレルギーがあるか、誰にアレルギーがないかを詳しく書く必要があります。
同じテーブルの家族だからと言って、アレルギーだけを書くことのないよう注意しましょう。
「夫婦ともアレルギーはございません
お気遣いいただきありがとうございます」
このように結婚式に家族で招待されている場合、誰にもアレルギーがなくても、招待状には誰もアレルギーがないことを明記する必要があります。 その場合でも一言お礼のコメントを記入しましょう。
「お気遣いありがとうございます
○○(子供の名前)には○○のアレルギーがあります」
「娘の○○(子供の名前)に○○のアレルギーがあります
ご面倒をおかけしますがよろしくお願いいたします」
「私には○○のアレルギーがあります
息子の○○(子供の名前)には○○のアレルギーがございます
どうぞよろしくお願いいたします」
このように自分の子供にアレルギーがある場合も子供の名前を書き、正確にアレルギーの内容を記入しましょう。
子供にアレルギーがある場合は、どの子供に何のアレルギーがあるか明確にする必要があります。
「二人ともアレルギーはございません
お気遣いありがとうございます」
「私も○○(子供の名前)もアレルギーはありません
ご配慮くださりありがとうございます」
「娘にはアレルギーはありません
私は○○にアレルギーがあります
よろしくお願いいたします」
このように自分の子供にアレルギーがない場合でもアレルギーがないことをきちんと記入して返信しましょう。
自分か子どものどちらかにアレルギーがある場合は、誰に何のアレルギーがあるか明確にする必要があります。
「○○にアレルギーがございます
私自身が妊婦のため ご配慮いただければ幸いです」
「申し訳ございませんが ○○にアレルギーがあります
現在妊娠〇か月です よろしくお願いいたします」
「お気遣いありがとうございます ○○がアレルギーです
私自身が妊婦なので アルコールは控えております」
このようにアレルギーはしっかり記入しましょう。また、自分が妊婦であることをコメント欄に記入して伝える方が良いでしょう。妊婦さんのゲストがいると分かれば主催者も事前に準備してくれます。
妊婦さんは無理をせず、自分の体を大切にしてください。
「アレルギーはありませんが 今妊娠〇か月です
アルコールやカフェインは控えております
ご配慮いただければ幸いです」
「アレルギーはございませんが現在妊娠中です
ご迷惑をおかけしますが よろしくお願いいたします」
「現在授乳中です アルコール等は飲めません
アレルギーはございません
申し訳ございませんがよろしくお願いいたします」
同じく、アレルギーがない場合でも妊婦であるという事をコメント欄に記入しましょう。 妊婦さんでなくても授乳中の場合も同じようにアルコールやカフェインを控えていることを伝えてください。
気を付けてほしいのは、アレルギーがないからといってコメントを書かず空白のまま招待状を返信してしまうことです。
空白のままだとゲストが気付かずにコメントを書き忘れたのかも!と勘違いしてしまうかもしれません。
結婚式の招待状は、必ずすべての記入欄を埋めるよう心がけましょう。
結婚式の招待状を返信する際、アレルギーはないけど苦手な食べ物はある。コメントで書いていいの?と悩む方は多いはずです。
結論から言うと、結婚式の招待状に苦手な食べ物、もしくは嫌いな食べ物は書かない方が良いでしょう。
結婚式の準備には大変な時間と費用がかかります。ゲスト一人のわがままによって、主催者・新郎新婦がなかなか料理を決められなくなったり、想定外の費用をかけてしまったり、という事になりかねません。
招待状にコメントを書く前に一度考えてください。一人一人が結婚式のゲストとして相応しい対応を心がけましょう。
結婚式の招待状のアレルギー欄の書き方やマナーについて紹介してきました。
いかがだったでしょうか?
結婚式の招待状には、ゲストみんなで楽しく披露宴を過ごしてほしいという気持ちが込められています。
アレルギーがあってもなくても、主催者への感謝の気持ちを忘れず、思いのこもったコメントを記入してください。
結婚式のゲストとして相応しい対応を忘れず、全員で楽しく食事ができるように心がけましょう。
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