結婚式で使うゲストカードとは?書き方・文例のまとめ|結婚式 招待状ならPIARY(ピアリー)

× 閉じる

× 閉じる

結婚式で使うゲストカードとは?書き方・文例のまとめ

最終更新日:

メイン画像

ゲストカードは、結婚式をさらに素敵に演出してくれるペーパーアイテムです。最近では、ゲストカードを結婚式に取り入れる新郎新婦さまがどんどん増えてきています。でも、「ゲストカードがどんなアイテムなのか知らない」という人も多いのではないでしょうか?
そこで、この記事では結婚式のゲストカードとはどんなアイテムなのか、どんなメッセージを書けばいいのかなどをお伝えします。
ゲストカードのメッセージスペースに書く文例やマナーも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

目次

結婚式のゲストカードとは

結婚式のゲストカードとは、いわゆる芳名帳のような役割を持ったペーパーアイテムです。結婚式ではゲストが結婚式場に到着すると、受付で芳名帳に名前や住所、電話番号を記入することが多いですよね。
でもこの作業、1人1人割と時間がかかるので、結婚式に招待しているゲストの人数が多ければ多いほど、受付に長い列ができてしまいます。そうなると結婚式に招待したゲストにも負担がかかりますし、後ろに人が並んでいると思うと焦ってしまい、芳名帳にゆっくり書くこともできません。

そこで登場するのが、結婚式に招待したゲストの負担を軽減してくれるゲストカードです。
ゲストカードには、結婚式に招待したゲストの名前や住所、電話番号やメッセージを書くスペースなどが用意されています。ゲストカードを結婚式の招待状に同封して、結婚式よりも前にゲストの元に送っておくと、ゲストは焦ることなく自宅でゆっくりゲストカードに記入することができます。
また字を書くのが苦手な人は、結婚式場で芳名帳を書くとなると、さらに緊張します。でも、結婚式よりも前に届くゲストカードであれば代筆を頼むこともできるので、字を書くのが苦手な人でも安心です。

さらに、結婚式の受付を友人などにお願いしている場合も、受付でゲストカードを受け取る作業だけになるので、負担を少なくすることができます。
つまり、ゲストカードは結婚式に招待しているゲストみんなの負担を減らすことができるという画期的なアイテムなのです。しかも、ゲストカードはゲストからのメッセージも添えられているので、結婚式の思い出として残しておくことができ、新郎新婦にとっても嬉しいアイテムです。

結婚式で使うゲストカードの書き方やマナー

結婚式のゲストカードがどんなアイテムかをお伝えしたところで、ここからは、結婚式で使うゲストカードの書き方、マナーについてご紹介します。

新郎新婦編

こちらでは、結婚式を挙げる側である新郎新婦が知っておくべき、ゲストカードのマナーや書き方を紹介します。

ゲストカードについて一言添えておく

最近は、結婚式にゲストカードを取り入れる新郎新婦がどんどん増えてきています。しかし、結婚式に招待するゲストの中には、ゲストカードの存在について知らない人もいるはず。
そこで、結婚式までにゲストカードの名前や住所、メッセージスペースに記入しておいてほしいこと、結婚式当日にゲストカードを結婚式場へ持ってきてほしいことを、文言として添えておきましょう。そうすれば、ゲストカードの存在を知らないゲストも戸惑うことなく記入し、結婚式会場に持参してくれますよ。

写真スペースを設けるなら結婚式当日に撮影する

結婚式のゲストカードは、基本的にはゲストの名前、住所、電話番号、メールアドレス、新郎新婦へのメッセージスペースを用意しておくことが多いもの。
しかし、中にはゲストの写真を貼り付けるスペースが用意されているゲストカードもあります。写真を撮影して現像し、それをゲストカードに貼り付けるとなると、ゲストの負担が大きくなってしまいますよね。
もし写真スペースが設けられているゲストカードを使用する場合は、結婚式当日にゲストの写真をインスタントカメラなどで撮影し、結婚式が終わってから新郎新婦の思い出として、それぞれのゲストカードに貼り付けるようにしましょう。
その際は、結婚式当日に写真を撮ること、写真スペースは空けたままでいいという旨のメッセージも添えておくと親切ですね。

予備のゲストカードを用意しておく

結婚式に招待しているゲストの中には、結婚式当日にゲストカードを忘れてしまう人もいるかもしれません。そういった事態にそなえて、ゲストカードは予備を何枚か用意しておくようにしましょう。そして結婚式場の受付スペースに、予備のゲストカード、筆記用具を準備しておくと安心ですね。
結婚式場のスタッフに依頼して、ゲストカードを書く机やスペースも用意してもらいましょう。

結婚式のゲストに年配が多いなら芳名帳を選ぶ

結婚式のゲストカードは、ここ数年で登場したペーパーアイテムです。結婚式の受付は芳名帳に書くというマナーに慣れている年配のゲストは、ゲストカードに馴染みがない場合が多いです。
そのため、結婚式に招待するゲストに年配者が多いのであれば、ゲストカードではなく芳名帳を使用したほうが、結婚式当日もスムーズに記入してもらえるかもしれませんね。

ゲストカードの存在を受付の人に伝えておく

結婚式の受付を友人などにお願いしている場合、芳名帳への記載ではなくゲストカードの受け取りであることを事前に伝えておきましょう。そうすることで、結婚式の受付をお願いしている人も戸惑うことなく、スムーズに受付作業を行うことができますよ。

ゲスト編

ここからは、結婚式に招待されたゲストが知っておくべき、ゲストカードのメッセージスペースの書き方やマナーについてご紹介します。

お祝いの言葉はマスト

結婚式で使うゲストカードのメッセージスペースには、必ずお祝いの言葉を入れましょう。たとえメッセージスペースが狭くて短文になったとしても、マナーとしてお祝いの言葉はマストです。

忌み言葉や重ね言葉は使わないのが結婚式のマナー

こちらはゲストカードのメッセージスペースのみならず、返信ハガキなど結婚式全般におけるマナーです。
忌み言葉とは別れなどをイメージさせる言葉のことで、「離れる」「別れる」「忙しい」などがあります。
そして重ね言葉は、繰り返す(再婚など)をイメージさせる言葉で、「たびたび」「ますます」などがあります。
これらは普段は無意識に使っている言葉ですので、ついついゲストカードのメッセージスペースにも書いてしまいがちです。
特に「離れる」などは、「〇〇ちゃんと家が離れてしまったから寂しい」などのように、悪意がなくても使ってしまいそうになります。しかし、忌み言葉や重ね言葉は結婚式における最低限のマナーですので、相手を不快にさせないためにも、メッセージスペースはマナーに注意して書くようにしましょう。

結婚式のマナーとして句読点は使わない

こちらも忌み言葉や重ね言葉と同じく、結婚式全般におけるマナーです。
句読点は「結婚生活に終止符を打つ(句読点を打つ)」とイメージさせてしまう言葉なので、結婚式で使うゲストカードのメッセージスペースにも、マナーとして句読点は使わないようにしましょう。
句読点の代わりに、メッセージの文字の間にスペースを入れるなどすると読みやすくなります。

二重線や寿消しを使う

結婚式のゲストカードは、名前や住所、電話番号を書くところに「お名前」「ご住所」「お電話番号」という表記で書かれていることが多いものです。これをそのままにしておくと、マナーを知らないという印象を与えかねません。
返信ハガキと同様、ゲストカードにおいても「お名前」の「お」や「ご住所」の「ご」、「お電話番号」の「お」は二重線か寿を書いて消すようにしましょう。
二重線は黒いペン、寿は赤ペンで書くのがおすすめです。しかし、赤ペンがない場合は黒ペンで書いてもマナー違反にはなりません。

基本的には黒ペンで書く

ゲストカードの名前や住所、メッセージスペースは、基本的に黒ペンで書いたほうがマナーとしては無難です。
ゲストカードのメッセージスペースは、返信ハガキよりも少しラフなイメージでもOK。特に親しい友人の結婚式であれば、クレヨンなどの色移りしやすいものは避けて、カラフルなペンなどでメッセージを書くのもいいですね。
しかし、上司や先輩など目上の人の結婚式であれば、メッセージは黒ペンだけで書くほうがマナー上はベターです。また、相手とどんな関係性であれ、メッセージスペースなどにグレーのペンを使うのはNG。グレーは葬儀などの不祝儀をイメージさせてしまうため、ゲストカードやメッセージスペースのみならず、マナーとして結婚式関連のアイテムには絶対に使わないようにしましょう。

相手別!ゲストカードに書くメッセージの文例

ゲストカードの書き方やマナーを知ったところで、続いてはゲストカードに書くメッセージの文例を紹介します。書く相手別に文例を紹介しますので、ぜひこちらの文例を参考に、マナーのある素敵なメッセージを書いてください。

上司や先輩宛に書くメッセージの文例

先輩や上司のゲストカードに書くメッセージは、文例を参考に、特にマナーなどに注意して失礼のないようにしましょう。

メッセージの文例1.ご結婚おめでとうございます 笑顔のあふれる温かいご家庭をお築きになられますよう 心よりお祈りいたします

メッセージの文例2.ご結婚誠におめでとうございます お二人の末永いご多幸をお祈り申し上げます

メッセージの文例3.ご結婚 心よりご祝福申し上げます お二人で明るい家庭を築かれてください

メッセージの文例4.御結婚おめでとうございます お二人の人生最良の門出を 心からお喜び申し上げます

同僚に書くメッセージの文例

同僚のゲストカードに書くメッセージは、最低限のマナーを守りながらも、ここで紹介する文例を参考に、親近感のあるメッセージを書くといいですね。

メッセージの文例1.結婚おめでとう! 落ち着いたら新居にお邪魔させてね

メッセージの文例2.ご結婚おめでとうございます 末長くお幸せにね!

メッセージの文例3.ご結婚おめでとう 落ち着いたらまたご飯食べに行こうね!

メッセージの文例4.ご結婚おめでとうございます いつまでも仲睦まじく 笑顔があふれる二人でいてください

友人のゲストカードに書くメッセージの文例

友人のゲストカードに書くメッセージは、忌み言葉や重ね言葉などのマナーを意識しつつも、こちらの文例を参考に、結婚をお祝いしたいという心からの気持ちを書きましょう。

メッセージの文例1.結婚おめでとう! 世界一幸せになってね

メッセージの文例2.Happy Wedding! 二人で明るく楽しい家庭を築いていってね

メッセージの文例3.ご結婚おめでとう 落ち着いたらまたみんなで飲みに行こうね!

メッセージの文例4.結婚おめでとう また新居にお邪魔させてね!

まとめ

結婚式のゲストカードは、いわゆる芳名帳のような役割をしてくれるペーパーアイテム。結婚式に招待しているゲストさまの負担を減らし、新郎新婦さまの思い出として残しておけるアイテムです。
結婚式を挙げる新郎新婦さまも、結婚式に招待されているゲストさまも、この記事で紹介したマナーや文例を参考に、素敵なゲストカードに仕上げてください。

ゲストカードを見る

監修者

結婚式の会場紹介などの営業・プロデュースを経て2012年にフリーウエディングプランナーとして独立後、2016年にTweedia株式会社を設立し、現在までに700組以上のウエディングを手がける。
現在はウエディングプロデュース以外に、会場コンサルティングやフリーウエディングプランナーさんの育成、お仕事のサポートなどを幅広く行う。

合わせて読みたい
結婚式 招待状の記事

結婚式 招待状 記事まとめへ