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「結婚内祝いに添えるお礼状」の知っておきたいマナー

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「結婚内祝いに添えるお礼状」の知っておきたいマナー

結婚祝いをいただいたら、お礼に結婚内祝いを贈るのがマナーです。
贈る際に、お礼状を添えることで、丁寧な印象になり感謝の気持ちが伝わりやすくなります。

お礼状というと難しい印象があるかもしれませんが、マナーに沿って作成すれば問題ありません。今回は、結婚内祝いに添えるお礼状のマナーについて詳しく解説します。

目次

結婚内祝い、お礼状の同封は必要?

結婚内祝い、お礼状の同封は必要?

結婚内祝いには、お礼状を必ずしも添える必要はありません。
結婚内祝いを手渡しする場合はお礼状が無くとも、直接お礼を述べることが出来るので、感謝の気持ちが伝わるからです。

ですが、郵送で贈る場合は、お礼状の同封が一般的です。
お礼状がなくても結婚祝いのお礼ということは伝わりますが、お礼状を添えたほうがより丁寧な印象を与え、感謝の気持ちが伝わりやすくなります。添えてはいけないケースはないので、なるべく添えて贈るようにしましょう。

結婚祝いをいただいたお礼は必要

お礼状が必須ではないとはいえ、結婚祝いをいただいたお礼が必要ないわけではありません。
内祝いの品自体に、お祝いをいただいたお礼という意味合いはありますが、それとは別にお礼の言葉はきちんと述べましょう。

結婚祝いをいただいたら、まずは電話や手紙などで、なるべく早くお礼を伝えます。
父母や兄弟のような親族や、親しい友人ならメールでも問題はありません。

結婚内祝いに添えるお礼状の書き方は?

結婚内祝いに添えるお礼状の書き方は?

結婚内祝いに添えるお礼状の書き方は、守らなければいけないマナーがいくつか存在します。ここからは、お礼状の書き方について詳しく見ていきましょう。

お礼状の基本構成

まずは、お礼状の基本構成について見ていきましょう。お礼状に書く基本の構成は、以下の通りです。

1.時候の挨拶
2.結婚祝いをいただいたことのお礼、現金の場合は使いみち(予定)など
3.内祝いを贈ったことの報告
4.新生活への抱負
5.今後の付き合いを願う挨拶
6.結びの挨拶
7.名前(夫婦の連名、旧姓も添える)

時候の挨拶は、お礼状の冒頭に書く文章で、季節によって内容が変わります。「残暑お見舞申し上げます」や「寒中お見舞申し上げます」などが時候の挨拶の一例です。
暑さや寒さが厳しい折には、相手の体調や健康を気遣う意味も込められています。
結婚内祝いをいただいたことのお礼には「さっそく新居で活躍しております」「二人で美味しくいただきました」など、いただいたものに対する感想を添えます。現金でいただいた場合は「○○を買いました」「△△を購入予定です」など、具体的な使いみちや使う予定も記載しておきましょう。

結びの挨拶は、時候の挨拶と対になる挨拶です。季節ごとに使い分ける文章と、時期を問わずに使える文章があります。
時期を問わず使える文章の一例としては「今後ともご指導ご鞭撻のほどお願い致します」「変わらぬお付き合いのほどよろしくお願い致します」など「今後の付き合いを願う挨拶」です。
相手との関係性により使用する挨拶や言葉づかいは多少変わりますが、基本構成を元に作成すれば問題ないでしょう。

お礼状に使う筆記具

お礼状は、使う筆記具にもマナーがあります。どんな筆記具を使えば良いのかを見ていきましょう。

お礼状は、白い封筒と白い便箋を使用します。無地が望ましいですが、罫線が入っているものでも問題ありません。
基本は縦書きですが、横書きのほうが慣れている場合や、文章中にアルファベットや英語など本来横書きにする言葉を使用する場合は、横書きにしましょう。
本来は毛筆か筆ペン、万年筆を使用しますが、こういった筆記具を持っていない、または書き慣れておらず上手く書けないという場合はボールペンを使用します。インクの色は黒か、親しい相手ならブルーブラックや紺のものでも構いません。

サインペンや鉛筆は、どんな相手でも失礼にあたるので、使用しないようにしましょう。

気をつけたい!お礼状作成の注意点

気をつけたい!お礼状作成の注意点

お礼状を作成するにあたって、注意しなければならない点がいくつかあります。気をつけたいポイントについて見ていきましょう。

丁寧な言葉づかいを心がけよう

お礼状は正式な挨拶状ですから、丁寧な言葉づかいで書くように心がけましょう。いくら相手が親しい相手でも、フランクすぎる言葉づかいをしてはいけません。

「忌み言葉」は避けよう

慶事に関わる挨拶状では、使ってはいけない「忌み言葉」があります。結婚関連では、「壊れる」「終わる」「別れる」など、離婚を連想させる言葉は使わないようにしましょう。

また「重ね重ね」「ますます」「いよいよ」などの「重ね言葉」も、再婚を連想させるため避けるようにしましょう。
「ますますご健勝をお祈りいたします」や「重ね重ねお礼を申し上げます」など、本来は挨拶状に使用しても問題ない文言であっても、結婚内祝いのお礼状では使用しないほうが無難です。

封筒の「封」はしない!

結婚内祝いの贈り物に同封する場合は、封筒の封をしてはいけません。郵便法第四条に「運送営業者、その代表者又はその代理人その他の従業者は、その運送方法により他人のために信書の送達をしてはならない。」とあるためです。
封をして添えてしまうと、信書とみなされ郵便法に抵触する恐れがあります。

同四条に「ただし、貨物に添付する無封の添え状又は送り状は、この限りでない。」ともありますので、封をしなければ問題はありません。

結婚内祝いにおすすめのギフトをご紹介!

結婚内祝いにおすすめのギフトをご紹介!

最後に、結婚内祝いにおすすめのギフトをご紹介します。

お礼状を添えて素敵な結婚内祝いを贈りましょう

お礼状を添えて素敵な結婚内祝いを贈りましょう

結婚内祝いを贈る際、お礼状を添えると感謝の気持ちが伝わりやすくなり、より丁寧な印象を与えます。手渡しなら必須ではありませんが、配送で贈る際は直接顔を合わせてお礼を述べることができないので、お礼状を同封しましょう。

お礼状にはいくつかの注意点があり、守らなければマナー違反となってしまいます。しかし、文章の基本構成や使用する筆記具の選択肢は多くありませんので、覚えてしまえばマナーに沿ったお礼状を作成することができるでしょう。

今回の記事を参考に、お礼状を添えて素敵な結婚内祝いを贈ってください。

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