ノベルティは、商品やサービスを利用した人または、イベントなどの参加者・来場者全員に
無償でプレゼントすることが多くなっています。
また、販促品もよく聞かれ、商品やサービスを利用したり、
参加者や来場者全員やお店や街頭で無償で配布されたりするものです。
どちらも似ていますが、その違いは、それぞれの目的にあります。

≪ノベルティと販促品の目的の違い≫
ノベルティの目的は、企業や商品、サービスについて認知度を上げたい、
イメージアップを行いたいのが第一の目的です。
そのため、自社の商品や企業と関係ない物をノベルティにすることがあります。

一方で販促品の目的は、販売促進や売上に繋げることを第一の目的としています。
そのため、販促品を多く配布することで購入意欲を促すもの、
宣伝したい　商品や企業に直接関連するものを渡すのが特徴です。
試供品や関連商品が多いでしょう。どんなものを販促品として付けたら
売上アップに繋がるかを考えることが大切です。

≪ノベルティと販促品の配布するターゲットの違い≫
ノベルティと販促品の目的は上記で説明しましたが、目的が異なりますので当然ターゲットも違います。

ノベルティを配布するターゲットは、商品やサービスを利用するかもしれない『潜在層』と言われる層です。
一方、販促品の場合は、商品やサービスを利用する可能性が高い『顕在層』となります。

ノベルティの場合は、これから認知度を広げていきたい潜在層に配布することが多く、
ノベルティの魅力によって、今まで商品にあまり関心のない顧客にも認知してもらい関心を持ってもらうようにします。
例えば、これまで20代をターゲットとしていた場合に、今後30代のターゲットを取り込みたいと思う場合は、
若い20代に好まれるものではなく、30代向けの商品をノベルティで配る手法が取られます。
自社商品でなくても、30代に人気のものをリサーチして配布したり、オリジナル商品を付けたりすることもあります。