プロポーズを受けたら結婚の準備が始まります。お互いの親へあいさつをしたり、両家の顔合わせ、結納をする方もいらっしゃると思います。しかし、そちらの準備を進めたうえで婚姻に必要な物を揃えたり、届け出を出さなくてはいけません。結婚準備ではスケジュールを確認したうえで進めていかないと準備が終わらず後々バタついてしまうこともあります。
事前に必要な物を揃えてスムーズに手続きが出来るようにしておきましょう。
結婚・入籍で事前に必要なものリスト
結婚をする際にはさまざまな場所へ行き、手続きなどが必要になります。特に女性は姓が変わる事が多いので男性より手続きや準備をするものが多くなります。
- 婚姻届
婚姻届けは役所や出張所の戸籍科でもらうことが出来ます。婚姻届を書く際に書き損じの可能性も考えて2,3枚ほど予備をもらっておきましょう。 最近では可愛らしいイラストなどが入ったデザイン婚姻届けと言われるものもあります。デザイン婚姻届はイラストが入っている物で様々なデザインが用意されています。また、オリジナルで自作する事も可能です。
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せっかくの婚姻届は提出してしまうので手元に置いて置くことはできませんが、ピアリーでは記念用の婚姻届も用意されていますのでフレームに入れて飾っておくこともできます！
- 新姓の印鑑
入籍後には銀行の口座などの変更も必要になります、その際には印鑑が必ず必要になります。名義の変更などは新姓の名前が刻まれた印鑑で届けを出します。しかし、事前に準備しておかないといざ変更に行っても印鑑が旧姓の物しか無かったという方が多くいらっしゃいます。印鑑の作成は多めに見積もって2週間前後で出来るので、手続きをする予定日までに用意しておきましょう。 - 戸籍謄本
住所の登録をしていない役所に婚姻届けを提出する際には戸籍謄本が必要になります。結婚を機に引っ越しをした場合や、1人暮らしはしていたが住所は実家に置いている方は必要になってきます。戸籍謄本は本籍を置いている役所で発行する事が出来ます。しかし、本籍が遠方の場合などは郵送にて取り寄せる事も出来ます。取り寄せをする際は約2週間ほどかかるので婚姻届けを提出するまでに準備をします。 - 転出届
結婚を機に引っ越しを行う場合は転出証明書が必要です。また、転出証明書は元々住んでいた市町村の役所で手続きが出来ますので、事前に申請をしてもらっておくようにしましょう。転出届と転入届の間は14日以内での手続きが必要になります。手続きの際はいんかんと本人確認書類が必要です。もし、引っ越し先が同じ市町村であれば手続きは必要ありません。 - 証明写真
パスポートやマイナンバーカードを作成する際は証明写真が必要です。ハネムーンで海外に行く際にはパスポートが必要になりますので最初に作って置いてもOKです。しかし、注意しておきたいのはパスポートと航空券の名前が異なると飛行機に乗る事が出来ませんので新姓になる場合は合わせて確認しておきましょう。
入籍日当日に必要な書類リスト
結婚記念日にしたいお日にちに婚姻届を役所に持って行きます。忘れ物をしてしまうとその日の提出が間に合わなかったり、一度帰って取りに行くといった二度手間になってしまいます。
- 婚姻届
- 戸籍謄本
- 旧姓印鑑
- 身分証明
- 親の同意書※
記入漏れが無いかを事前に確認してから提出をしますが、訂正があった場合には印鑑を訂正印として使うので印鑑も念のため持って行きましょう。
※親の同意書はおふたりが未成年の場合のみになります。
結婚・入籍手続きのスケジュール
役所や銀行などは平日のみ開いているため、お仕事しているという方はなかなか手続きの時間をとる事が難しいことも。なるべく役所関係の手続きはまとめて終わらせたい方は1日使って全ての手続きを終わらせてしまうと良いでしょう。
- 婚姻届の提出
- 転入届の提出
- 住民票の写しを取得する
- マイナンバーカードの氏名変更
- 国民健康保険・国民年金の氏名変更
- 運転免許証の更新
- 銀行口座の変更
住民票ができた後のスケジュール
役所などでの手続きが完了したのちには各機関の氏名変更などをします。それぞれの期間により必要書類などが異なるので、事前に確認をして必要な物は準備しておくようにします。物によってはインターネットで変更が完了する物もあります。注意が必要なのはクレジットカードです。クレジットカードをインターネット通販などで使用する際に名義が異なると使えない場合もあります。
- パスポート
- クレジットカード
- 生命保険・損保保険
- 携帯電話
- インターネット通販サイトなど
結婚・入籍に関する会社への届け
結婚してからも同じ会社で働き続ける場合には会社への届けも必要になります。会社のタイミングによって必要な書類などが異なるので結婚が決まった段階で会社には伝えておきましょう。会社に伝えておかないと給料の振り込み口座の名義が変わってしまい、振り込みが出来なくなってしまう事もあります。また、最近では結婚後も旧姓で働く方が多くなりました。会社と相談したうえで決めていくようにしましょう。
さいごに
結婚するから婚姻届というイメージですが結婚にはさまざまな手続きが必ず必要になります。やる事が多くて手間に感じてしまうかと思いますが、全ての必要な手続きを今一度確認してスケジュールを組むことでスムーズに手続きが出来るようになります。基本的には名義の変更がほとんどですので、婚姻届を提出前でも郵送等で準備ができる物は早め早めに準備をしましょう。